定期 更新 は大切。長く付き合うことこそメリット
やっとの思いでスポンサー契約までこぎつけたのに、1年で終了。
これは本当に辛いことです。
経営面からダメージを受けますが、精神面でも大きなダメージ。
では、1年でスポンサー契約が終わらないように注意するべきことは?
1年に固執した話ばかりしない
スポーツスポンサー営業で、1年とか2年とか短期での話だけを行ってはいけません。
結果のある世界ですから、「今年優勝します!」などの目標を語ることは大切だが、合わせて、継続的に「地域を○○にします」「将来○○します」といった将来を含めてのスポーツが実現できる将来の事業として、提案をしておく必要があります。
成績もあがってくると知名度も上がっていき、スポンサーの営業を行える機会はどんどん増えていきます。
成績が上昇した際に連絡してくる社長さんは、成績ありき、勝利ありきのスポンサーの捉え方をすることが多々あります。
もちろん、連勝を生かした勢いでどんどん契約を獲得していき時期は必要ですが、営業スタッフとしては、必ず、長期的な視野や視点を
提案に付け加えておくことをおすすめします。
短期に固執しすぎると短期に終わる危険性があります。
競技結果オンリーで話はしない
スポーツは、結果がすべて。これは事実です。
だが、結果がダメだったから、スポンサーは終了、、、では経営としては成り立たない。
そのためにも、提案の中に企業メリットや社会貢献の要素を入れることが必要です。
スポーツの特徴を理解し提案の引き出しを多くすることで多様なメリットを企業側に提示でき、競技結果が出ない場合のリスクマネジメントとして対応することができるようになります。
費用対効果ばかり話はしない
個人スポーツ選手やスモールチームの協賛で、費用対効果が
しっかりとれる契約はなかなかないと思います。
・看板に企業名を掲示することで、この商品の売上がアップします。
・このスポンサーになることで御社の認知度がアップし、社員の採用が増加します。
Jリーグのチームでもこの点はやめたほうが無難であると思います。
ましてや、地方のスポーツチームや個人選手ではやめておきましょう!
情報提供は定期的に
スポーツには勝ち負けがあります。
定期的に試合もあります。
この結果には情報価値があります。
この結果を定期的に発信、報告するだけでいいのです。新聞のコピーでもいい。
情報に困ることはありません。コメントをつけて
感謝を添えて、スポンサー企業に届けましょう!
定期的な連絡で、気持ちの面で離れて、契約解除と
なるリスクを軽減できます。
私の経験でもスポンサー企業数が多くなってきて、
担当が一人で100社を超えたくらいから、
金額の小さい企業や、なかなか気難しい社長さんなどと
疎遠になってしまい、契約の継続もうまくいかなった
ケースがありました。
メールでの一斉送信でもいい。
定期的に試合結果などを発信して、定期的なコンタクトを
取ることをおすすめします。
想いは訴え続ける
私はスポーツは結果だけではない。大事なのは選手や
経営者の考えや、チーム運営方針にあると考えています。
選手として実現したい想い、スポーツを通して人々に訴えたい想い、この変わらない想いを伝え続け、また行動していくことが選手やチームとしての価値を高めることだと思います。
そして、そこにスポーツスポンサー企業の応援が受けられるものだと思います。
他人事のように、チームの結果を配信するだけでなく、その試合の位置づけ、取り組み方、結果と今後の対応方法、すべてを将来の地域の目指すべき点から逆算して発信していくことも大切だと思います。
社員も喜ばせる
スポンサー企業には社員がいます。社員を喜ばせることはできないしょうか。
試合にご招待できませんか?
社員の子どもにスポーツを伝える機会は?
健康教室やってみては?
事業として、一部かかわってもらえないか?
社員をファンにすれば、社長もスポンサーを辞められませんね。
フォローできなくなれば、スタッフを増員する
スポンサー企業が増加し、フォローがうすいと感じたら、スタッフを増員する必要があります。
とにかく定期的に、企業を喜ばせたり、
私の場合は人の不足感が出てきたころから、試合の結果とイベントや地域活動とそれに対する想いをメールマガジンで発信していました。
とにかく接触回数を減らさないように注意することです。