スポーツ界で営業はとても大切な仕事です。
Jリーグやプロ野球の営業マンはどのような仕事をしているのか。
スポーツクラブの場合、主に売っているものは「スポンサーシップ」と「チケット」です。
スポンサーシップと、チケットを販売するお仕事とはどのようなものか、詳しくご紹介します。
スポンサー営業の仕事
スポンサーの営業マンは下記の仕事をしています。
スポンサー契約への準備
スポンサー商品の作成
スポンサー企業に提案する商品の企画です。
協賛金を出す企業のメリットを考え、どの場所にどのストリーでロゴを掲出するのがいいかを考えます。
テレビ・新聞・ほかの媒体とはどう違うのか
チームの価値をいかに活用してもらうのか
この視点が大切になってきます。
スポンサー提案書の作成
実際の商品に対して、企業ごとに提案書を作成します。
業種によって、提案する内容はさまざまですが、企業に受け入れやすい提案内容を作成していきます。
スポンサーの提案
訪問・商談
企業の社長や担当者に提案書を使って提案します。
基本的には会って話をします。
1社ずつ丁寧に、かつ効率的に訪問する計画も大切です。
修正・再提案
提案した内容がそのままOKになることはほとんどありません。
企業からここをこのようにしてほしい、という修正依頼があり、実現可能かどうかを検討して、回答、再訪問する形となります。
スポンサーの契約とフォロー
契約書の締結
スポンサー契約の合意がなされれば、契約書を締結します。
スポンサー料の入金管理
支払い期日に応じて、入金管理を行います。
スポンサー契約項目の実施
スポンサー契約の項目(看板作成やウエアへのロゴ印刷)などを実施していきます。
スポンサーデーの運営
冠協賛デーはスポンサーの社長や従業員に対応します。
公式試合の来場対応
通常の公式試合でもスポンサーシートを準備し、スポンサーの試合観戦の対応をします。
試合の案内、情報提供
スポンサー企業に試合の紹介、試合結果や順位の報告、地域活動の報告など、日々の活動を報告ししていきます。
その他
スポンサー交流会などの企画
スポンサー企業が集まる交流会を実施したり、イベントを実施して、スポンサー企業間の交流を生んだりします。
スポンサーイベントの参加
スポンサー企業が実施する周年イベントやお祭りには選手スタッフもスケジュールが調整できる限り参加し、交流をはかります。
参考:スポンサー獲得ノウハウ
チケットセールスの具体的な仕事
スポンサーと同様にチケットをいかに売っていくかはクラブ経営には欠かせません。
いかに多くの観客にお金を払ってもらって、来場してもらうかは
クラブの生命線です。
観客数の増加はスポンサーに提案する大事な指標となるために、スポンサー増加にも非常に大切な事項です。
チケット販売の準備
チケット料金・カテゴリーの企画
SS席、S席、A席など席種と料金を決定します。
価格設定は非常に大切な業務のひとつです。
シーズンチケット、ハーフシーズンチケットの企画まとめて買ってもらうことは非常に大切です。
1年、半年のチケットをいかに構成していくかは能力の見せ所です。
チケット、シーズンチケットのデザイン・制作
チケットのデザインをして、納品します。
チケットの販売方法の決定
チケットの販売所を決定していきます。
コンビニ販売が一般的になっています。
販売開始
チケットの販売営業
企業や団体にチケットの販売を提案していきます。
チケット販売を目的とした試合イベントの企画
来場者が増えるイベントを企画していきます。