スポンサー継続のためにシーズンオフにやるべきこと
ほとんどのチームがシーズンも終了し、一年を終えようとしています。選手はOFFシーズンに入りますが、フロントスタッフにとってはまさに正念場。2月や3月の開幕に向けては、今の頑張りが、開幕戦に直結する大事な季節です。
スポンサー営業を担当するスタッフにとっては大事な季節。目標とする数字を頭に描きながら、日々1件ずつ企業を訪問していることかと思います。私もクラブスタッフ時代は契約時期は違えど、約80社ほど担当していましたので、12月と1月と2月と3月は死ぬほど忙しかった。シーズン後ゆっくりとしているとすぐに開幕が迫ってきますよ!
シーズンオフにするべきこと
1.今シーズンのまとめ(数字で具体に)
今シーズンをじっくりと振り返ります。最低でも下記の項目について、チームスタッフで話し合い、目標としていたことへの達成度を確認します。
・チームの成績
・観客数
・地域への貢献度(活動回数)
・応援企業の推移
・メディアの露出
・ポイントとなる出来事
これらの項目を報告書にまとめます。報告書は写真を使って視覚に訴えます。
ユニフォームスポンサーや看板スポンサーには、1社ごとに掲出された写真を添付し、スポンサー企業の広告掲出報告書に使えるような資料を作成します。
2.来シーズンの商品設計
来シーズンのスポンサー、チケットの商品設計をします。
スポンサーの料金や内容、チケットの区割りや料金などを決めていきます。
今シーズンの成績や観客数、長期計画の現在地を踏まえて、提案料金を決めていくのです。
3.お礼の訪問
報告書を持参し、スポンサー企業を訪問します。
まずは一年間のチームの応援に関するお礼を行います。
次に報告書をひとつひとつ説明しながら、昨年との比較やチームが成長していることに重きをおいて説明します。
4.チームの目指す場所とチームの現在地
昨シーズンの報告のあと、長期目標を再度話し、夢を話し、現在地を話し、来期の提案へと話をつなげていきます。
毎年の成績にかかわらず、会社としての将来の目標を伝え続けていくことは、長くスポンサーとして応援してもらうコツです。
5.来シーズンの提案
来シーズンの目標を明確に示し、来シーズンの提案を行います。
以上の1~5をスムーズに論理展開できれば、スポンサー継続の可能性が高まることでしょう。
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